『American Cyclery(アメリカン・サイクリー)』は、昨年75周年を迎えたサンフランシスコの老舗バイク・ショップ。店内に入ると、人懐っこい看板犬のゴールデンレトリーバー・ラニカイがお出迎えしてくれます。か、かわいい。看板犬のいるショップとして雑誌で紹介されたこともあるのだとか。
と、いきなり脱線してしまいましたが、商品ラインアップはモダンバイクとモダンパーツが中心。子ども車からロードレーサー、サス付きのMTBまで、かなり幅広いラインアップです。
ところが店内を見上げてよく見てみると、ビンテージな自転車や写真、ポスターやジャージがそこかしこに展示されていることに気がつきます。
それもそのはず、オーナーのブラッドリーは、E bayがスタンダードになる前から『Bicycle Trader(バイシクル・トレーダー)』という自転車パーツのトレードのための情報誌を発行していた人。コチラが当時の『Bicycle Trader』$1。イラスト、かわいいですね。
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と、いきなり脱線してしまいましたが、商品ラインアップはモダンバイクとモダンパーツが中心。子ども車からロードレーサー、サス付きのMTBまで、かなり幅広いラインアップです。
ところが店内を見上げてよく見てみると、ビンテージな自転車や写真、ポスターやジャージがそこかしこに展示されていることに気がつきます。
それもそのはず、オーナーのブラッドリーは、E bayがスタンダードになる前から『Bicycle Trader(バイシクル・トレーダー)』という自転車パーツのトレードのための情報誌を発行していた人。コチラが当時の『Bicycle Trader』$1。イラスト、かわいいですね。
インターネットが今ほど一般的になる前の1990年代。誌面には売買情報だけでなく、自転車にまつわるさまざまな読者投稿型のコラムも掲載されていた『Bicycle Trader』は、貴重な情報源だったに違いありません。
店頭にてブラッドリー(写真・上左)とBicycle Quarterly編集長のヤン。“We Do not Rent Bicycles”の表示も印象的。個人的には自転車用の泥よけをつくる日本で唯一のメーカーであるHonjoやフレームビルダーのnagasawaさんのステッカーが貼ってあるあたりに、ぐっときました。
ロケーションは、というと、建築ファンにはお馴染み、ヘルツォーク&ド・ムーロン設計の『デ・ヤング美術館』があるゴールデンゲート・パークのそば。ただし、ゴールデン・ゲート・ブリッジからは結構離れているのでご注意を(橋と公園、それぞれの名前は似ているのに、まったく別の場所にあるんです)。
観光にも楽しいエリアにあるので、サンフランシスコを訪ねたなら、ぜひ。自転車を持ってでかけたなら、ゴールデン・ゲート・ブリッジにからめたサイクリングの途中に立ち寄るのもオススメです。