昨年の夏、旅先で憧れの女性に逢えました。「私が走れば、いつだって花束がもらえたのよ」そう語る彼女は、1950〜60年代にかけて8度(!)のフレンチ・チャンピオン(自転車ロードレース)に輝いたリリー・エルス。
フレームビルダーだった父、ルネ・エルスの自転車を駆って勝利したというから、なんともロマンティック! そんなリリーは88歳になった今も、ホームトレーナーで年間7000km以上走るというから驚きです。走ることが暮らしの一部に、人生の一部になっているとはまさにこのこと。
自分たちの自転車でおじゃました私たちですが、せっかくなので友人のタンデムを借りてプラリ。1946年に作られたというルネ・エルスのタンデムは、半世紀以上も前に作られたとは思えない快適な乗り心地です。
かつてフランスでは...
Jun19,2017
Visit Lyli Herse
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場所:
フランス
Jun8,2017
PAUL CAMP 2017

PAUL Components が主催するメディア向けツアー『PAUL CAMP2017』に参加してきました。PAUL Componentsは、カリフォルニア州チコで、創始者であるポールが1989年にスタートさせた自転車用コンポーネントのメーカー。メイド・イン・U.S.Aにこだわり、今もチコの本社兼ファクトリーでパーツの生産を行っています。
創始者のポール。「自分は一人のバイク・ガイに過ぎない」と屈託なく笑うポール。飾らない人柄がとても印象的です。以前からバイシクル・クオータリーを読んでくださっていて、私の書いた記事も覚えていてくれました。「“スローライダーにこそ高性能なバイクパーツを”...
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